2009年08月28日

名古屋のICカード乗車券

TOICAは、JR東海(東海旅客鉄道)が名古屋を中心とした在来線で導入したICカード型の乗車券です。

改札を通過する際に、TOICAをかざして利用するスタイルです。

TOICAの名称は「Tokai Ic Card」(東海ICカード)の略称です。

カードの種類としては、プリペイドタイプでSF(Stored Fare)をチャージして使う「TOICA」と、定期券機能(通勤・通学)が利用できる「TOICA定期券」があります。

両者は、切り替えが可能ですし、紛失した場合にも再発行が可能です。

大人用だけではなく、それぞれに小児用があります。

カード発行時にはデポジットとして500円預けて利用することになります。

カードを返却すると、500円は戻ってきます。

導入エリアを説明しましょう。

名古屋駅を中心として、東海道線(二川~関ヶ原)、中央線(名古屋~中津川)、関西線(名古屋~四日市)、武豊線(大府~武豊)の74駅で、2007年度には静岡エリアも導入されました。

TOICAの公式マスコットはひよこで、大野真弓氏のイラストによります。

愛称は、まだ付いていないようです。

記念カードのデザインに起用されました。

現在では、様々なグッズが配布・販売されています。

相互利用


2008年にSuicaとICOCAとの相互利用が開始されたため、新潟・仙台から岡山・広島に至る本州JR3社の各ICカードエリアで利用できるようになっています。

しかしながら、Suica・TOICA・ICOCAの各エリア内で完結した利用に限られています。

各エリア間をまたがって利用することができません。

また、熱海~函南間及び関ヶ原~米原間は、どのICカードのエリアにも含まれないため、この区間を含む乗車の場合は別途乗車券を購入しなければなりません。

今後の改善が期待されています。

また、各IC乗車券のエリア外まで乗り越した場合も面倒です。

まず、入場駅からの運賃を現金で精算して精算証明を受け、後日入場した事業者の窓口で入場記録の取り消しを受ける必要があるからです。

今後の相互利用の予定ですが、2012年度を目途に、名古屋鉄道及び名古屋市交通局が導入する予定のICカード乗車券との相互利用の検討が検討されています。

また、PiTaPa(近畿地方を中心とする私鉄・地下鉄・バス)やPASMO(関東地方の私鉄・地下鉄・バス)との相互利用も検討されているようです。

TOICAの電子マネーサービスを開始と同時に、SuicaおよびICOCAの電子マネーサービスとの相互利用も始まりました。

デザインいろいろ


TOICAのデザインを紹介しましょう。

通常盤のTOICAは、銀色と水色の2色使いです。

右下に「TOICA」のロゴがあります。

銀色と水色が波状に塗り分けられていますが、その線は東海地方の海岸線がモチーフになっています。

記念TOICAも、いくつか登場していますが、こちらは普通券タイプのみです。

後から定期券機能を付加することはできないことに注意してください。

記念TOICAをいくつか紹介しましょう。

サービス開始の時に一万枚限定で発売されたのが「サービス開始記念TOICA」です。

TOICAのロゴタイプを並べ、ワンポイントとして「TOICA Debut!」の文を右下に配されています。

マスコットキャラクターのひよこは、台紙のみの登場でした。

サービス開始一周年に販売されたのが「1周年記念TOICA」です。

ひよこ2羽とバースデーケーキがデザインされています。

ケーキには1本のろうそくが立ち、1周年記念をイメージされるようになっています。

「Suica」・「ICOCA」との相互利用が開始されるのを記念して発売されたのが、「IC相互利用開始記念TOICA」です。

各ICカードの公式マスコットである「Suicaペンギン」・「カモノハシのイコちゃん」とTOICAの「ひよこ」が手をつないで輪になっているデザインです。